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9月29日(水)

漂流ゴミが夥しく堆積していた。
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中にはオブジェといった観もする。人力で距離を運べる種類ではない。
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何が老人かと言うと、まだあった。
岬の先端は観光スポットなのだが急な階段になっていて、そこを降りて行くと男の老人の一行に出会った。彼らはいったん下へ下って、折り返し登る途中だった。3人の女の老人がすれ違い会話を交わしていた。「あら、もう行って来たの?」「下は暑いよ。カンカン照りだ。スグ戻って来た」男の内の一人がカメラを女に手渡した。「そうなの? でも証拠写真撮らなきゃ」全員が知り合いのようだ。


「クラス会ですか?」と私が声を掛けた。
「まあ、そうね。主人の方の、、」
成る程、ご夫婦だったのですね。
「でもこの歳でしょう? もう大変」
「そんな、皆さんお若いですよ」
私はしばしばおせっかいをしたくなる。
「私がお写真、お三人のお撮りしましょう。でも私の手、ソフトクリームでべたべたなので少し待って下さい」「あらそう? すみません」よかった喜んでくれた。私は素早く水道で両手を洗い、カメラを預かるとそのシャッターを2枚切った。


お林歩道を歩き、途中、昔「サボテン公園」だった場所が「お林展望公園」として10年前くらいから整備された場所に寄った。突き当たりの広場で一人ベンチに腰掛けている高齢で上品な感じの女性がいた。地元のマンションの住民だろうかと思って聞くと「主人が絵を描いてますので、ここで待ってるんです」と答えた。そう言えば20m程手前に水彩画のイーゼルを建てた男性がいた。拝見させてもらうと、数匹の大きな蚊が画紙の上を飛んでいるのが見えた。私自身もその蚊と似たような物かも知れない。お邪魔な感じがしたので失礼した。


つぎに山側の県道を通って駅方面に向った。
非常にゆっくりと杖を付きながらその道を行く小柄な女性と擦れ違った。杖の無い方の手にシーズー犬のリードを持っている。犬がこれ程ゆっくり歩いている姿は見た事が無い。
私が抱いている自分の犬を示すと「あらまあ」と言って立ち止まった。
シーズー犬は大はしゃぎで私の犬と私にじゃれ付いて来た。
しかしそれが終わると、これ以上ゆっくり歩けないという程の老人の歩度に合わせた歩行にモードをチェンジした。
この犬の心の中で、この飼い主さんは神様なのだ。
神様だけが出来るというレベルの仕事をさせているのだ。
もう一度この一人と一匹に会いたいと思う。
(おわり)
9月29日(水)

それから、港に行くには「そこの床屋の脇を入って右行って左行って、要するにずっといきゃあバス通りで港だよ」と知り合いの旦那さんに説明されるまでに行く手を進んだ。まだ昼の11時台だったけど小腹が空いているのに気付いていた。港の敷地に小さく簡素な海鮮の店が2軒あった。手間の店で親父さんがぼんやりタバコを吸っていたので、そこに決めた。


その日は半島をぶらぶら一周でもしようかと思っていた。店頭に簡単なテーブルと椅子があり犬と座った。ランチが出て来た。刺身の魚の種類を説明をするのでそれを聞いてから、ご飯をお代わり出来るか質問した。「いいよ!」と大将が応えた。


私の次の客は、かなり年配の父親を連れた男だった。腰が曲がり茶色のセーターを着た父親はたぶん90歳近いのだろう。腰も膝も余り良くないといった感じがした。非常にゆっくりと手を引いて店内に入って行った。しかし不思議な事に、物の何分もしないうちにまた二人が入り口の外にいた。何か会話をしている。老人の表情はここからは分からない。その姿は何かを訴えているようにも思えた。
「ああ、なんだトイレか。わかった」と息子が言い、店の大将に行って来ると断った。その場所は『魚座』というビルの一階に魚市場の施設としてある。少しばかり離れている。連れ立って出かけて行った。


私が食事を始めた頃、やっと隣の店の店主が開店の準備を始めていた。そっちは体躯のよい夫婦者といった感じがした。一人旅のような女の客がバラバラと2人ほど訪れて、思案した結果別々の店に入って行った。
しばらくして小型犬の鳴き声が少しした。
白いトイプードルを連れた5人家族がクルマを留め、私のいた店に決めた。「○○ちゃんと一緒にいいんだって、外のテーブルなら」と家族の一人が別の一人に説明した。食事を終えた私は千円札を盆に挟んで親父に挨拶をした
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↑もう少し行った所で、波に打ち上がった木


たぶん天気のいい午後がそこからスタートした。
結局はただ歩いているだけなのだけど。
別段、どうと言った事も無く。
それでもそれは悪い事じゃない。
そして、さっきの老人を連れた男の事は完全に思考から去って行った。
9月29日(水)

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この日、比較的早くに話を交わしたのは16歳近い黒のラブラドルレトリバーの飼い主で、70歳代の旦那さんだった。何度か顔見知りだったし、今日その町に自分が行く事を前日に電話して知らせたのもこの旦那だった。


その時の電話では本当は奥さんの方に用事があった。写真作品用の額を数点購入する予定で、私はそのために東京から出向いた都合になっていたのだ。最初の予定では破格でまとまった数量を購入するという算段だった。たぶん私がそこの土地に通う頻度が大変少なかったという理由で、それらの額は最終的に私の手に入らなかった。たった一枚を除いて。申し訳程度にたった一枚、富士フィルムの製品で6つ切りサイズ。千円という破格。手に入ったのが一枚切りだったからと言ってそんな結論は大した意味は無かった。理由は幾つかあった。


その内の一つ、私はたぶんこのために来たのだ、と思う出来事がその後にあった。
私のために、大概一日中寝ているというラブラドールをわざわざ抱きかかえて2階から降ろしてくれたのだ。まだ体重は18キロもある。自分の犬が3キロであるのと比べて本当に大変な介護だろう。
しかしまだ歩いていた。ウエストが完全にくびれ、後ろ足を引きずるように歩いていた。鼻を低い位置に置き私の犬に少しだけ関心を寄せた。どちらかと言うと、私の犬の方が無関心だ。自分自身も十分老犬なのに、どうも老犬に冷たい性格に育ってしまったようだ。


この黒い綺麗な毛並みの大型犬に会うのは確か、、、まだ2回目だ。
「獣医さんには感心されてるんです。この種類でこの長生きだから」
「今はもう、好きなようにさせてるんです。私たちと同じ好きな食べ物もやってます。玉葱とかダメなものは除いて。肉なんか本当美味しそうに食います」
「そうですよね」と頷いた。


「チャーッピー!」私が呼ぶと「耳は聞こえないよ」と旦那が言った。
オッシコをした。そのやり方は私の犬とまったく同じだった。
最初に水溜まりを作り、そのまま1メートル程点々と垂らしたまま歩くやり方だ。
「でしょ」それを見た白髪頭の旦那が笑った。
老人? どうして? そういう言い方も無くは無いけど。
だからこちらの奥さんとレトリバー犬は理想のパートナーかそれ以上に見える。
by necojill | 2010-09-30 21:14 |
9月29日(水)

現在、宣伝会議社の編集・ライター養成講座上級コースのトレーニングを受けている。4人という少人数グループに分けられ、その中で自分の書いた短い文章をメールで回し、互いに読みあう。この作業の所要時間は丸24時間毎だ。1日目は書いたものを送る。翌日つまり48時間後には送られて来た他の3本にタイトルをつける。72時間後には次の1本を書いて送る。96時間後には3本のタイトルを、120時間後にもう1本、、、、。


この3連続が終わると次の授業があるの。今回のみ授業が2週連続ある。次回からが隔週になるのでこれが延々と6スパン続くのか、と思う。


鞭と鞭だ。


それにしても、送られて来る他の御3人の文章に脱帽した。
テーマも面白いし、内容も深い。タイトルのつけ方の、ある一人の方に絶句した。が、ここで詳しく書かない。


2泊3日で短い外出をしている。
自分のPCが手元に無いので細かな作業を出来ないので、、、ただただ鑑賞し感慨を抱くだけた。まあ自分のと比較しだしたら、全員の生徒さんは上なんですけどね。だって「上級」ですよ上級!
9月27日(月)

前回までは、そうでもなかった。
今日も靴が怪しく痛かったのだが、、、、何とは無しに楽しくなった。
前回まで、嫌だったのは生徒同士が上半身を密着させる体勢だった。そのお相手は先生がインスタントに決めるのだが、たまたま、、、あまりそうしたく無い感じの生徒さんに当たった。お互いさまかも知れないけれど、、、。


今日の後半の時間、上級者の方が偶然当たった。
とても教えるのが上手だと私が誉めた。本当にそう思った。
「前から続けてらっしゃるのですか? マティアス先生とは他の場所でも?」
「ええ、プライベートでも」


最初に「組む」所から別の初心者とは全く違っていた。
それに、たぶん違和感が無かったので安心して踊れたのだと思う。


最初「すごく固いですね」と言われた。「ステップの事は考えずに僕のリードだけを感じて下さい」と何度か言われた。そうしたら、片足だけで回転する動作も難なく出来た。決して完璧とは言えないが。少なくとも要領のよの字が分かったかも知れない。すごく嬉しい。素敵な日本人の兄さん。


もう一人気になる参加者がいる。その人は女性でおまけにとても若いのだが、話かけるともう数年やっておられると言う。私がTVドラマで観てこのダンスをやろうと思ったアメリカ人の女優さんに、雰囲気が似ていた。それほどスイートな日本人の女の子。
9月27日(月)

f0204425_1031952.jpg←ご高齢の通りすがり

やることはある。
どこかの製薬会社のCFコピーだったか「一つ一つ世界を変えていく」。
そこまで行かなくても、今日の懸案を処理しよう。
ある書類の完成とそれに関する電話連絡。犬の通院で抜糸。ジム。タンゴダンスの教室。あるテキストのバックアップ。そうすると大抵一日の終わりが近づく。
9月26日(日)

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婚活なのかしら、先々はそうしたいのかしらね、多くのお譲さん方、そして紳士たちは。


びっくりする程綺麗な女性が沢山いたわ、昨日もね。その25人の女性は100%日本人。25人の男性は20人程が外国人で5人位が日本人。国籍はUS、ロシア、オーストラリア、香港、フィリピン、ドイツ、イングランド、スペインもいたわ。職業は会社員、英語教師、大学教員、翻訳者、通訳、軍人。女性はわからないわね、そんな話してないから。


日本人の男の子は、そうねちょっと変わった感じ、悪い意味じゃなくて、インタレスティングな人でもあるわね。結構仲良くなって話してた子たちもいたわね。日本人同士。だから、日本人男性だってチャンスがゼロではないと思う。


f0204425_850054.jpgそんな風なイベントだった。
私はまたもやチャリで自宅から六本木を往復したので、その話をしたり、あとはお決まりの「仕事は何?」「休みの日は何をして過ごすの?」ほにゃらほにゃら。


セレクションシートの半分をちぎって自分用に持ち帰る。
誰々彼々と鉛筆書きした紙っぺらも、またまた紙くずになってしまうかも。
でも何人かと顔見知りになれた。
「また遊びに来なよ」「チャオ、アディオス!」そう言って私たち3人は別れた。


今度は11月なんだろうけど(10月の後2回は満席だそうです、すごい人気、、、女性にはね)。
9月26日(日)

「書き物」の宿題を3本完成した。
1本目は「ペットの看取り」、2本目は「アル中の看取り」、3本目は「看取りの記憶装置」。ただし、これらは仮題だ。自身は「本文」のみを4人グループの他の3人と、CCで講師に送り、タイトルを付けるのは他の3人というやり方のようだ。つまりは「編集者」のトレーニング。


そんなこんなで私の「テーマ」は「看取り」となった訳です。


それはそうと先程札幌に電話をし、幾つかの情報を得た。
聞きたい質問に対しては残念な内容に近かった。しかし、また妹さんのお声を聞けて、その誠実さや人間的な温かみに触れるにつけ、そんな事はどうでもいい、という感じに半分程支配された。
「兄の事を、それほど考えてくださるだけでありがたい」という意味の事をおっしゃった。
それは逆で、こちらこそ本当に申し訳なく山のように有り難いのです。
9月26日(日)

週末なのに、することと言ったら「もの書き」のクラスの宿題(今それは一応終わった!)と、雑多な事柄に思いを巡らすだけだ。あれやこれや、あれやこれや。


難航している。
突破口は自分で探さないといけないのだろうけれど。
つまり、札幌に電話をかけることだ。しかし先方がある事なので、度々の連絡でご迷惑になってもいけない。それに、電話のお返事によっては私、かなり凹む予想がある。


故人の最近の写真フィルムが保管されているのか。もしくは紙焼き。
この一点だ。


もう勇気を出して電話しちゃおう。
9月26日(日)

今日が1日目の10回もの。今日から約4ヶ月で終わる。
講義はいつも時間オーバーで終わり、その後は飲み会が必ずあるようだ(今日は幹事2名が選出された。他に書記、PC担当が各1名。全てボランタリーな挙手による)表参道の「中西」という店に全員で行く。お一人様2,000円ポッキの会費。終わりは午後11時を回る。


この講座は「商品になる文章」を目指す。私もかつて言われていた。「こんなんじゃ商品として無理だ云々」やはりそれは正しい。1週間に3本の宿題が出る。ちなみに最初の締切は明日だ(今日?)だ。こういったキツい指導に、ヨロコビを感じる人と、そうでもない人がいるのかも知れない。


私は、今のところどっちかというと不感症気味だ。
なぜなら今日の授業で、マトリックス法によって狭めて行った自分のテーマが、人間の根源的な否定的な存在形態に関するものになってしまったから。それでは誰にも読まれない。ネガティブで商品になりにくいものって絶対あると思う。ああどうしよう!? でもあんまり焦ってもないかな。