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2010年 08月 05日 ( 7 )

8月5日(木)

いつもの児童公園で犬にオシッコをさせた。
かつて犬を数回預けた動物病院も通った。
その後は今まで一番多いコースを選んで帰ろうと思い、甲州街道を環七まで走った。
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井の頭通りを渡り。
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大原交差点付近のインド料理屋に寄った。すると壁にあったサイババの写真が無くなっていてメニューも店員も変わってしまっていた。
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北沢川緑道に沿って帰った。多少風があったが燃え溶けてしまうほどに暑い午後、この日の事はずっと覚えていると思う。
そして犬に「お疲れ」。
(おわり)
8月5日(木)
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ここで二人が会った
何べんも会い、別れた
待ち、話し、別れた
(つづく)
8月5日(木)

「院内ミーティングには時々顔出されてたんですがね」男の福祉士が言った。
「えっ? 本当ですか? 、、、ああ、水曜の通院の後のですね」
その前に私は自分がここを「サボって」いた事に関して詫びた。
その理由については自分の「番」で話した。


亡くなった日の様子、自分がその時どうして知ったか、自分がその頃どう接していたか(自分が相手に「親切でなかった」という表現をした)、その事をどう後悔しているか。今救われるのは仏事に招かれているからという話。


「いいよ私の前でもうお酒飲んでもと言ってました」
「私自身も一緒に飲んでいました」
たぶん、それが記帳され主治医へ報告されるのだろう。
その頻度、「1ヶ月に2、3日くらい」と言う説明を言い忘れていた。
「お酒を飲んでいない」と言って本人が通院しているのに、飲んでる事を知ってここに私が来ることも辛かったのだ。それも今日言い忘れた。


声が擦れ涙が溢れた。
交際してくれた事への感謝、皆様への感謝、皆様のご健康をお祈りすること。最後のまるで「お別れ」の挨拶を言うところで。どうしてここでも私は「お別れ」をしなければならないのか、淋しく悲しかったのだと思う。


「いま帰られます? もうちょっといらして落ち着かれてからの方がいいと違います?」福祉士が優しく言った。1、2分その通りにし、やはり頭を下げて退室した。


院内喫茶の写真を撮りたかった。
(つづく)
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8月5日(木)
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最後にそこに行ったのは何時だったのだろう。手帳をめくって一人の時間を潰す。
ちょうど去年の今頃の入院、それが初秋まで続き、次に正月を跨いでの入院もあった。それ以来かも知れない。もう一人のスタッフ、女性のケースワーカーさんが見える。
「髪型替えられたんですね」「ばっさり、、」「可愛くなりました」
木村カエラ似ですね、と言えばよかったと数秒後に思った。
「みんな××さんの事、心配していたんですよ」
「すみません」
今日、ご挨拶したい動機について話したのだと思う。

犬が私の膝で落ち着き、顔の知らない人々、医学生らや最初の家族がちらほら入室する。
(つづく)
8月5日(木)

手帳をながめると何も無い。木曜日だった。
少々遠いが行く気持が燻り続け気が付くとチャリを出していた。
とても早く着いた。
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いつも司会をする福祉士が最初に私と犬を認識した。
「おお、久しぶりですね」
「はい、さぼっていました、ご存知だと思いますが、亡くなったのでご挨拶にと思いまして」
神妙が彼の表情に浮かんだ。私は平常心と同居している振りをし続けた。


「私はいったん戻ります」
暫くして部屋のセッティングを終えた白シャツ姿の男が去って行った。
その会議室は以前とは場所が変わっていた。
エアコンが次第に効き始め、それでも人が少ない。
私ひとりだ。
(つづく)
8月5日(木)

今朝の早朝、宜野湾の友人が3泊目の仮眠を終えて帰宅された。
サイゴンで10年以上前に知り合った女性で、不思議な輝きを持っている。
私は洗濯を終えようとしていて、今日の予定について少し考えている。
f0204425_8134597.jpg←昨日またいただいた食材
8月4日(水)

どうしてだろう、急にその声がした。


そのすこし前には「あんたは偽善者だ」と言うもう少し落ち着いた、でも非常に厳しい口調を思い出していた。ダライ・ラマの肖像を(私の家の玄関でそれを見つけ床に叩き付けて)割った時、そう言った。別の時にもメールや電話で同じ事を言った。


私は自分を偽善者だと知らなかった、その時は。
実は「私は偽善者だったのです」よ、ごめんね偽善者で。
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今は安らかなのだろう。


遺作品を少し見てみた。そんなに思った程悪くない。
と言うか、私は批評眼が無いので、こういった事に関しては最低の能力しか持ち合わせていないだけの話だ。出家僧たち、その内に内に向けられた真意。ただただ自分と向き合う姿勢。業、托鉢、作務、リラックスした時間、海水浴。それを撮ってる彼の姿を想像する。愛していた人だ。


妹さんの連絡でANAの予約を取った。
最初、間違えて1週間早い予約を入れてしまった。どうしてだろうと考えた。それは、、、一日も早く「会える」ような気がしたのだ。入金しなければ自動的にキャンセルになるので、本ちゃんの日程で往路、そして帰路を取った。往路はクレジット決済まで行い、帰路は希望便をがキャンセル待ちだったので、ANAのマイレージ会員登録まで行った。すると、不思議な事に少しでも近づけるような気がして来るのだ、何かを行うことによって。
会える。それも1ヶ月後なのだが。きっと会える、のだと思う。


涙の雫がPCのパットに落ちてしまい、スクロールがぐねぐねしてしまった。
そんなもんだ。