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ノウエック - ティティーゼ(5)

2018年10月27日(土)

この宿はステファニーが働いていて、湯をもらうとき「部屋で料理はダメです」ととがめた。「いえいえ、湯が欲しいだけですよ」と私は説明した。朝はオーナーだろうか、太ったじいさんが私の7時半の朝ごはんをサーブした。「部屋のキー」とドイツ語で言ったきり何も口きかない。出るとやはり雪だった。いくら早く出発しようが日の出は8時なので赤い目印をたどる旅には意味がないと最近わかった。総じて今日の徒歩旅行は新雪が美しかった。道を迷ったのは数回だが、時間をロスしただけで概ね私は正しかった。27キロを1日で歩き切ること、ずっと降雪という気象、それは脚をいじめただけで、精神的には問題なかった。朝8時から夕方の5時まで歩きに歩いた。9時間も。こういうのはもう今回で終わり、とは思った。今日の宿がコース上にあったのはラッキーだった。兄さんはやはり無愛想で、部屋は床に染みのある古い建物だった。何もかもグッショリ濡れ、クタクタを通り越していたので、簡単に着替えたあと夕食も風呂もパスして寝てしまいたかった。気をとりなおし、下でサラダバーとビールを頼み、湯をもらってアルファ米ご飯を食べ、最後にシャワーをした。髪を洗う元気はなかった。明日はいったいどうなるんどろう。

by necojill | 2018-10-28 10:50 | | Comments(0)