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BCN - HEL - KIX - HND(12)(13)

2016年7月12日(火)13日(水)

朝の目覚ましを5時にあわせてあったが二人とも3時に起き、5時半には宿を出た。広場に荷をひきずっていくと青バスが停まっており、6時ちょうどに発車した。行きの時は深夜で帰りも陽が明け始めたばかりの彩度の低い風景だった。バスの窓ガラスには細かいボツボツ模様のシールが貼ってありよけいに景色が見えづらい。T1で降り、イベリア航空のカウンターを探しながらeチケットの携帯画面を見せると「フィネールだ」という。それは「フィンエア」のことだと後でわかった。ずいぶん待ってから3便全てを発券してもらえたが、バッケージスルーが最終地でなく関空までだといわれた。保安検査を終えるとすぐブティック街で、ラウンジを教えてもらい予定どおりそこで朝ごはんを食べた。私はチーズをサンドした丸パン、チップスと緑オリーブを白ワインとリンゴジュースで、息子は加工肉のサンドイッチを2つとヨーグルトを何かのジュースで食べていた。ヘルシンキに着き、行きに寄ったラウンジで昼ごはんにした。ここは小さいが惣菜が充実している。私はポテトサラダと五穀米のサラダ、黒オリーブと生野菜サラダをビールと赤ワインで食べ、息子はオムレツと肉団子をジュースやカフェオーレで食べていた。窓の外にはフィンランド国旗とユーロ旗が交互に4本風になびいていた。ラウンジ内には北欧系の薄いブロンドの髪の子供たちが目立った。搭乗口に行くまでに土産屋で残りユーロを少し散財した。息子はマグネットを3つ、私は栃木での暇つぶし用にぬりえの本を買った。そのあとフィンエアに搭乗し大阪に向かった。9時間半のぼうだいな飛行だった。映画を2本半みた。1本は役者のストーリー、もう1本は怪気SFであった。関空でスーツケースを宅配し、近所のアウトレット行きシャトル、乗客は全員中国人観光客だったが、でヤマダ電気とニトリとスポーツ店に行き残りの時間はラウンジで過ごした。息子は疲れから胃腸と全身がやられてしまったようで心配だ。
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ぼちぼち羽田に飛んだ。深夜、初めて羽田空港のファーストキャビンというカプセルホテルにチェックインした。久々に風呂で体を伸ばすことができた。しかし日本に着いてからの、このノロノロ移動は息子に指摘されるまでもなく驚異的だ。なんと大阪に午前中につき、10時間を過ごし、夜やっと飛び、さらに羽田空港で一泊してから都内へと、そっくり1日半かかるのですから。
by necojill | 2016-07-13 15:12 | | Comments(0)