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HNL(24)

2015年5月29日(金)

昨日「ボランティア」と背中に書いたTシャツを着ていた(ボランティアとは関係なかった)ので私が話しかけた中年男リーと今朝もおしゃべりすると「今日の仕事はあまりないみたいだからあんたと一緒に海岸を散歩できるよ」と言ったので「じゃあ午後ね」と同意した。


午前中は一人でレンタサイクルを楽しんだ。乗り心地はよくないのに4時間で20ドルかかった(レンタカーはならすとたった1日10ドルらしい)。でもまあ想いはかなった。運河の先、最初の日にみつけた図書館の近くの古着屋にもう一度寄り、宿にもどって食堂のいつもの場所にいた西海岸男リーに挨拶した。


そのあと水着を下に着て、手に水とサンダルを持ち、最初は砂浜を歩いた。砂浜が途切れ個人住宅の敷地が続き、海に面している場所は塀や低い崖があり、その下は砂地になっているようだった。今日は満潮時のようでその砂浜は最初の一部しか見えず、あとは打ち寄せる波と海水に覆われていた。そこを渡る話になり、まずリーが打ち寄せる場所より2mほど海側を歩いた。私もそうすべきかと思ったが、背が低いので塀づたいに手を使いながら歩いた。彼も苦労して進んで行き、私も距離を保ちながらも少しずつ進んだ。大波が何度も打ちよせては、その帰りに私の体を引き込もうとした。その何度目かでサングラスを失った。リーはそれを知り、泳いで探そうとした。「あぶなくて出来ない」と言ったので「それはもういいよ」と私が言った。「どうするの?」と聞くので私は「怖いから引き返すよ」と言い、もとの砂浜に戻った。


私だけが普通の陸地の道路を行き、リーは海の道を続けた。公園で落ち合い、帰りは陸を裸足で歩く散歩を楽しんだ。今回の出来事の悪い面は「スモールシングだよね」と言うので「そうだね」と私は答えた。結果オーライということ。良い意味でも悪い意味でも教訓になった。


そのあとそれぞれシャワーと服を着替えようという時間に、ノースカロライナの友人から電話があった。「明日は温泉に行くから電話が出来ないよ。なんかあったら妻のスマホにかけてね。明日のあんたのスタンドバイの席は大丈夫そうだよ」という内容だった。「あの、今日ちょっとした出来事があってメガネを無くして足を少しケガした」と私が言った。「そう、メガネを無くして足のケガをしたんだ」と彼は繰り返した。電話を切り、海岸男リーが誘ってくれたディナーに行った。帰ると「問題について教えてくれ」というメッセージが何回か届いていた。


ディナーのレストランはホテルオークラの付属で「ハウツリー」という素晴らしいハワイ固有種の樹木の周りに席をあしらっていた。今度はおぼれずに到着した。サービスのすぐれたレストランだった。最近多くの人がこう言う。「人生は短い」暗い海に目を細めながらリーはこうも言った。「自分の人生にいろいろあるけどシェイクするとまあまあいい感じになるよ。あんたのはどう?」それに返事するには英語はともかくもう少しのちょっとした思考が必要みたいだ。再び歩きを楽しみハグをして部屋に別れた。
by necojill | 2015-05-31 15:59 | | Comments(0)