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リッジクレスト(11)

2015年5月16日(土)

昨夜は自分の部屋に戻ってからトイレに8回ほど行き、来週の仕事に影響が出ないようにクリニックに行くべきか。土曜も9時から午後2時までやっているファミリークリニックに連れていってもらおうかと迷っていたし、その話もしたことはしたけれど、友人本人が大昔の交通事故の後遺症の首の問題で頭痛薬を飲んでいる状態だったし。その上すでに私のためにマウントミッチェルの中距離ドライブを計画していてくれたので、それ以上プッシュできなかった。


午前9時過ぎに出発し、午後3時までこのあたりの一番の見所、ブルーリッジパークウエイを走ってくれた。途中工芸品を展示販売する場所にも寄り、植生が春の燃えるような緑から徐々に冬の景色に変わっていくのを楽しんだ。ターキー、雌シカ、他の小型哺乳類を景色のなかに見た。整備された頂上で私ひとり散策したり売店を見てまわっているあいだに副作用で眠い友人はクルマのなかにいた。カボチャの種で出来たアクセサリーを自分と友人の妻に買った。上ではケイタイが圏外だったので下りながらまだ自宅にいる妻に電話してハンドフリーの声を私も聞くことが出来た。とても明るい。グッドウイルでスクラブズを買い、マクドナルドでテイクアウトしたあと宿に着いた。「昼寝するから」と言って自分のハンバーガーを袋から出していたので「一緒に食べようよ」と言ってみたことは言ってみたけど「6時頃に起こして」と言って行ってしまった。ドアの閉まる音がした。私も自分のドアを閉めた。ずっとトイレに行きたい感じがもどってきた。


思い切ってドアをノックし、医療にかかりたいけどどこに行けばいいか、タクシーはあるかなどを聞いた。すると何軒かの病院や薬局に電話をかけてくれて、急患受け入れのある一つに行くことにした。食堂で夕食を非常にゆっくり食べているあいだ、私の膀胱はいっぱいだった。到着して建物に入るとIDや住所を聞かれたあと私はiPhoneに書いた主訴を見せた。看護師がデジタルで体重身長脈拍血圧をあっという間に測った。検尿をしてから狭い部屋で待つと医師が現れスマホをつかって日本語通訳をしてもらった。尿に血液や菌を認めた意味の説明があり、より精密な検査も行うので場合によっては電話をするとだけ言った。私が日本で飲んだレボフロキシンを伝えると「もっと安いのを処方します」と言われた。144ドルの支払いを済ませ、30分後に閉まる薬局に向かった。44.99ドルの抗生薬を受け取りクルマに戻った。


友人は車内で不思議なことを繰り返し言ったので、私はゆっくりとその返事を試みた。戻ると午後9時をまわっていた。「私は明日、彼女に会うの?」と聞くと「今日だよ」と答えた。TVの部屋に行くというので、別れて自分の部屋に入った。
by necojill | 2015-05-17 04:43 | | Comments(0)