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トルコ(7)

2013年9月18日(水)

このホテルが1泊10ユーロという低料金である理由は、砕石場の中に立地していることだと思う。昔の小学校の机と椅子、それぞれが微妙に傾いている、が置かれたルーフテラスは常にダンプの作業音に曝され、別に見下ろさなくても、コンクリガラしか視野に入らないし、粉塵と騒音には閉口するかも知れない。コリアンタウン。安いので若い子。従業員の投げやりな声。


早朝5時に熱気球のピックアップがあり、1時間のフライトがそれに続いた。100ユーロ。きっかけは体験者たちの勧め。実際バスケットが浮かんだ瞬間、、、、、もうほとんど瞬間的に心身にハイが訪れた。一体これは????? たぶん要因がいくつかある。非常に緩やかな昇降、視界に拡がるぼんやりした茶やグリーン系の色彩の、けれどダイナミックな景観、もう一つは同時に何十と浮かんでいる他のバルーンの丸い形と色合い、それぞれがやはり同じような緩慢なモーションに支配されている。熱気球は自然ではなく人工構造物であるのに、まるで自然現象が与えるようなベネフィットがある。不思議ちゃん世界や!なのでこのツアーはツアー中のツアーと言える、と思う。

まあ自分がそんなに楽しんだので、これ以上何も言うことはないのだけれど、同じカゴ20名の半分はやはりコリアンガールズ。彼女たちは乗っている自分撮りにまったく余念がない。一体そんなに自分撮りしてどないしはるん? 余計なお世話でした。さて朝ごはんでも。ドリル音うるせー。
by necojill | 2013-09-18 15:06 | | Comments(0)