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ボスニアへ(16)

2013年9月11日(水)

モスタルからサラエボに列車で戻った。旅するにあたり自分の推奨移動手段は第一が徒歩、次がチャリ、三番目にフネ、あらゆる種類の、四番目にあるのが列車、次に航空機、バス、タクシーの順なのですが、実質的な機能としては列車がナンバーワンです。それがこの国で試せたのは幸運と感じた。チケットは当日で十分という情報を前々日売り場の人に聞いた。朝6時暗いうちにホテルを出て、駅までぶらぶら歩いた。途中から雨が降り出したが気にしないで歩き続けるとその後本降りになっていた。窓口が7時にあくまでカフェで自分で淹れるエスプレッソを試した。切符を買い、コーヒー料金同額のトイレ銭を支払い(トイレ高過ぎ!)済ませた後、寒いホームに昇る。30分後に列車が来て大勢のバックパッカーと一緒に乗り込む。コンパートメントは全部喫煙ぽく辛い。普通の席で。すべて古い。古いのを楽しむのもいいけど。まあねえ。汚い。可愛い赤ん坊がいたので写真撮っていいか、と聞くと母親から2マルクちょうだいと言われた。せこい。景色だけはまあまあ。

降りたあとは勝手知ったるサラエボ市内を歩き、不覚にも服を買いまくる。それは業のようなものかな。アレムに再び投宿する。
by necojill | 2013-09-12 03:28 | | Comments(0)