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喪失(中)に感じた気持(1)

11月22日(火)

今日の新しいカウンセリングのセッションが終わり、私はどこか余裕のある気分を得た。ヒザをかばっていた。左にサポーターを両方に鎮痛薬入りの湿布を貼っていた。チャリの走行速度は通常より低かった(しかし歩道を使うことは無かった)。セッションを思い出していた。


視覚と聴覚に関しての記憶を私は説明していた。触覚もあるのに、、。
「視覚や聴覚はとても記憶に刻まれます」
「それは例えば、ハンサムだったとかイケメンだったとかですか?」おっとおカンベンして下さい。
「いいえ、ただマヨネーズの一滴のような感じがしたとか、そういう事です」
「、、、、????」
「彼の首から腹までの身体が巨大なマヨネーズの一滴のように見えたことです」病に冒されて変化(へんげ)していく姿を私は見ていた、と説明した。次に「それを見てどう感じたか?」という究極の質問に答えるために十数秒を要した。たぶん、私はそこでつらいとか、無力とかたぶんそういった意味を語ったのだと思う。
(つづく)
by necojill | 2011-11-22 19:48 | 心理相談 | Comments(0)