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『世界報道写真展2011』と『戦争とこどもたち』展の内覧

7月9日(日)

そんな風な計画で恵比寿にチャリった。最初の1時間は世界報道写真展をふつうに観て(200円の券をチケットショップで入手済み)、次の2時間は戦争写真展の学芸員のレクチャーだった。梅雨明けしたのだろうか東京も今日から、梅雨のイメージは微塵もない。けれど午後4時を過ぎて陽は陰りつつある。そしてすぐ隣の駐輪場にチャリを停め、それは2時間以上で課金されるので1度場所を移して展示の鑑賞を続けた。


場所が恵比寿ガーデンプレイスの一角であり、日曜だったのでカップルがやたら多い。「わあ、この血ってどこから出たの? すごーい」という彼女さん。手入れを怠らない髪にヒラヒラのワンピ。片手はカレシさんと恋人つなぎ。しかし私が気になったのは観客ではないはずだ。東日本大震災を撮った写真家たちの作品をスライドショーで流すコーナーもあり、そこでの人々はまともに真剣な態度であった。やはり同じ国民だ。私も例外ではない。もちろんダークな照明の部屋の一角で、その他の意図を含んだ動作をしているカップルも私の隣にいた。ふんふん。


その後にあった友の会のイベントではいつもながら勉強になる。しかし私は常に両脚が疲れ、講義終了後すごすご退散した。アタマの中は、というと、著名な写真家の作品群の力強さや時代的な意味よりも、展示そのもののデザイン、額装、私の行おうとする遺作展の企画意図が、世間に向けて一体どう理解されるのか、といったことがらによって占められていた。


それと、、、明日の予定を迷っている。
by necojill | 2011-07-09 21:44 | 書き残し | Comments(0)