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2011.7.6の傾聴ボランティア

7月6日(水)

Hさんがきれいな白髪と色白のお顔立ちでテーブルにいらしたので、私は話し掛けた。私は自分のことを二言三言しゃべると「あなたひとりが回って歩いてもダメですよ」と諭した。彼女は世の中が寄付行為で回ることを推奨した。だからその次には「あなたひとりで回って寄付をもらいなさい」と提言した。職員さんが私にもミルクティーを一杯ご馳走してくれた。それは使い古したプラスティックカップに入っていた。「美味しいですね」と私はHさんの方を見て言った。私をご覧になってから「あら、警察かしら」と彼女は続けた。息子は中学生なので私はPTAに行っている、けれど最近は火事や傷害事件が起こっている、それらは連鎖すると説明した。少し話し終えたところで挨拶し彼女も挨拶を返した。私がその場を去った。


Aさんの部屋に行こうと思うと彼女はロビーに出て来たところだった。散歩にお誘いすると「行きたいです」と答えた。古い方の公園に行き、赤ちゃん2人と会う。あまりゆっくせずに引き返した。「もうじき私は死にますから」とAさんが笑って教えた。
Bさんは神経が痛むのと昼食まで時間が少ないので散歩を断念した。私がその病室のような居住空間でしたことは彼女のホットカイロの位置をずらすこと(それは2枚のシャツの上から貼ってあり私は探し当てるのに苦労した)、持参した写真をアナログTVの裏の時計の影に立て掛けたことと、掃除に来た女性と昨日辞任した松本大臣の話題を交わしたことくらいだった。残念なことに私たち二人(私と掃除の人)ともが咄嗟に大臣の姓名を失念していた。


私は1階に設置してある「ボランティア活動報告書に3人のお名前を連記して昼の日向の駐輪場所をあとにした。
by necojill | 2011-07-06 15:27 | 書き残し | Comments(0)