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小平霊園

9月19日(日)

昨日は母親の墓参りに行った。午前10時に姉の家で待ち合わせ、そこまでは息子と犬とチャリで向かい、クルマに乗り換えた。甥を途中で拾った。そこまでは義兄が、そこからは甥が運転した。犬は後部座席で私と姉の隙間に体を収め眠りに入った。クルマの中で私は姉に故人とのいままでの関係について少し喋った。


姉は最初、彼の最期は「可哀想だったね」という感想をもう一度なぞってから、私の生き方に対しても色々な感想を述べた。どうして二人が惹かれ合ったのか。どうして二人が幸せになれなかったのか。私の息子や母親を含めて。


札幌での法事の話もした。札幌の妹さんは優しい人だねと言った。本当にそうなの、と私は答えた。


犬を連れていたのでハンバーガーをテイクアウトして東屋で昼にした。その後、5人掛かりで繁った雑草の墓を綺麗にして花を飾り線香を焚いた。犬は墓石の上を自在に歩いた。祖母の近くが心地よいのだろう。今までここは都営の霊園でも青山霊園と比較したら、家から遠いとずっと思っていたが、札幌と比べるととても近い。


母を想う気持はずっと変わらない。
母は生前、私が彼を想う気持を理解してくれていた。
私は彼と母のどちらもが、大切でかけがえの無い存在だったと人に話すのだと思う。
by necojill | 2010-09-19 10:28 | 書き残し | Comments(0)