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豪雨が去ったあと

9月8日(水)

今日の雨、台風の影響で雨足が強弱する。
玄関の植木鉢の花弁もぐったり苛まれたみたいだ。それ撮りたいんじゃない? と眼が私に指示した。
豪雨が去ったあと_f0204425_1731228.jpg



小降りめがけて犬の散歩に行き、いったん戻ってからカメラを片手に路地でシャッターを切った。水溜まりと雑草がやはり降雨のあとを伝えている。豪雨が去ったあと_f0204425_17331789.jpg






排便中の犬の肛門を絞って、いつまでたっても終わらないトイレタイムの短縮を補助する習慣が私にあり、今日それをすると深紅の粘膜がひっくりがえって顕われ、その後隠れた。綺麗だと思った。


粘膜。

「人間の皮膚はたった一枚です」と言う。頭の先から肛門まで外皮が一枚だとすると、粘膜も一枚だけなのかも知れない。そして外皮と粘膜とは素人眼にも分かる幾つかの場所で接しているようなので、結局外皮も粘膜も全く同じ一枚のような気もする。けれど、愛の行為が外皮の接触から始まって、容易に粘膜に移行するのはなぜだろう。


水、かも知れないと思った。人は湿潤な体の部分を大切にしている。それは自分自身だったり相手のそれだったりする。湿っていて匂いうつろい傷つき易い。


極端なのだと思う。そんな場所は嫌な人とは絶対にNGでしょう。けれど大好きな人とは、、、自分は完全に溶解する錠剤になる。そんなことを考えて歩いていた。
by necojill | 2010-09-08 17:37 | 書き残し | Comments(0)