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グループカウンセリングで「話す」

8月26日(木)

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今夜、月1回のグループカウンセリングに行った。お題は「感情」。心はどこにあるか? からスタートした。この導入レクチャーは図解にまとめられた。刺激→認知→感情→行動。だから、この→を逆行させて自分の本質を見つめることも出来るという話。そういう考え方は新鮮だった。これに添って、あるいはそれ以外の方法でも喋る。参加者は7人と援助者1人。全部で3巡する。


私の1巡目の順に、どうしてもパスをした。「文章ではいくらでも書けるのですが喋るのが苦手でして、、」というパスの理由も全く上手く語れなかった。1巡の後、援助者は何か残念な感想を述べたのだが自分のことかも知れないと感じた(実際はそうではなかった)。


私の2巡目の順に「1ヶ月前に大きな出来事があった事」「それをつい先日、ある作業をする前までは全部自分のせい、と考えていたが、そのやり方を止めるかも知れない」「何故なら今回は全部自分のせい=二人の間で起こったあらゆる不合理な出来事が全部自分のせい、になってしまうから」「しかしその考えを止めたとたんに蓋を外された悲しみが溢れ出した」と語った。


私の3巡目の順に心像風景を語った。「私は豪華な大型客船の甲板にゆったりと立って、沖を見つめている。そこには、ゆっくりと溺れ死んで行く恋人の姿が非常に小さく見える」オレンジ色の服を着た腕。肩。頭部。判りづらい表情。不可解な動き。そんなものは実際に見ていないのに。


「話してくれてありがとうございます」と援助者が帰りがけに言った。
その少し前にこんなアドバイスもあった。「沢山話すことです」
「無力ということは、、、、」そしてその次に何かの言葉を続けたのだろう? 私はすぐに耳が遠くなるクセがある。突然大量の悲しさに襲われると肝心の他人の声が遠ざかってしまうのだ。
by necojill | 2010-08-27 00:58 | イベント | Comments(0)