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西原さんのコメント(1)

5月18日(火)

今日、タモリの昼番組に西原理恵子さんが生出演されていた。
「ダンナさんはアル中で、、」とタモリが鴨がなんか未だ生きているみたいに喋った。


「あのですね、アル中を治せるのは医者だけでしてね。家族はしちゃいけないんです。私はそれやって悪化させちゃいました」
「ギャンブル好きにお金あげるのと同じで」あれ、西原さん、まいいか。


「見捨てるんですよ、辛いですけどね。そうしたら戻って来たんです。家族が一番だって」
「ふむふむ」
「だって一滴のお酒、あれが一本の麻薬注射と同じなんですからね。お酒が麻薬になっちゃってる」
「ふむふむ」
「それを皆知らないんです。意志が弱いと言ったり、まあまあってお酒勧めちゃったり」
「あ、あたしもお酒止められないんです」とタモリ。
「あら、私もですよオ」博打もね。


先日、姉に会ったとき彼女は私と友人との事を話題にした。
「どうしてるの」
「うん、付き合ってる」
「病気は」
「もう関係ないって思って放ってるの。一緒にお酒飲んでるし」
その後、姉がどんな表現を使って自分の短い意見を言ったのか、思い出せない。


内容を要約すると「私がもし相手を愛しているのなら、相手の生命、健康を重視して、決して放って置かないのが筋ではないか」という意味だった。
(そんな風な格式張った言い方じゃなかった。例えば「相手を好きなら、フツーはそんな風にはしないよ」とか、、、そんな感じかな)


けれど、その人の人生はその人のものだ。
私は一緒に酒を飲みたい訳じゃない。私は単に一緒に過ごしたいだけだ。


その「方法=飲むか飲まないか」を相手に委任している。
つまり、、、、私は添え物。
居酒屋のテーブルの皿の上で、笑ったり泣いたりする奇妙な刺身のつま。 
by necojill | 2010-05-18 13:19 | 書き残し | Comments(0)