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今日のグループカウンセリング

3月11日(木)続

4人で(半ば協力して)描画を行った。
協力した、という態度は結果付いて来た種類のもの。要求されたワケではない。

最初は何が起こるか、全員不安だった。
同じ一枚のA3くらいの紙に、順番こに一筆画きを6、7巡繰り返す。
自分の番に来ると、数十秒悩む人もいれば、早く済ませたいので一気に終える人もいる。


一枚の絵が完成し、皆で眺める。一緒にタイトルを考える。次に描いていた時の自分の気持を語る。
2枚の絵、つまりセッションが2回あった。私の気持は、、、、。

〈1枚目の絵(タイトル『池の四季』)〉
1. 共同作業への躊躇があった(皆の描いた線や形に、補完的な線などを入れていた)
2. 自己主張を試みたが失敗したと感じた(最後に少し積極的なモチーフを描いたが、違和感が残った)

〈2枚目の絵(タイトル『天の遊園地』)〉
1. 共同作業への躊躇は少ない(1番バッターだったので自由な曲線から描き始めた。しかし、造形的には失敗したと感じた)
2. 他の人々の描く意味を考え、それに合致したモチーフを描こうとした(星に対して顔の付いた三日月を、ブランコに対して漕いでいる黒ウサギを、線路に対してそこを走る汽車を描いた)
3. しかし全体的には、出来が悪いと自己評価を下した。

3の理由を述べた。美大受験生であった頃から、絵に対する喜びがすっかり消えた事、単に評価される側面だけを背負っていた。(その後の出版界しかり!)


今はどうなのかわからない。しかし、今日もセッションはとても楽しかった。ここで行われることは、どれもそうだが作業であるという点、美術と関連性があるという側面でとても興味がある。私自身のそういった世界でのリハビリなのだ、と気付いた。

次回はコラージュだ。これってますます面白そう!
by necojill | 2010-03-12 00:09 | イベント | Comments(0)