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ひとり12ステップ(22)困らせている事実から目を背けていた

2月7日(日)続々々

傷つけた人の棚卸表

〈傷つけた相手〉私が20代だった頃の母親

〈何をしかた?〉高校を卒業後、学生運動をしていた。予備校時代も大学受験の勉強に熱心でなかった。一人で街頭デモに参加し、その後救援活動を熱心に行った。金日成主義の在日朝鮮人の知り合いがいた。喫煙をしていた。大学を親に相談無く勝手に中退した。コミューン系の仲間と付き合っていた。性に対する考え方が異なっていた。単独で登山をし、その回数が多かった。結婚に対して興味を示さなかった。後に夫となる男の子どもを妊娠した。


〈自分の本能のどの部分が暴走したか?〉母親を避ける。困惑させる。面目を失わせる。家に早く帰らない。言い合いをする。とっぴなふるまい。


〈自分の過ち、欠点の正確な本質は何か?〉以上はどちらかと言うと、その時代の主流の生き方であったとも言える部分もなくもない。つまりその群れの中に私は駆け込んだのだった。自分を見失っていた。自分の確かな考えが無く、その場しのぎの満足や不安定な意志に支えられていた。親の存在を煙たいと感じていた。何一つ意見を摺り合わせる事など不可能という結論を持っていた。経済的に依存する部分が極めて大きかったにも関わらず、親を尊敬せず刹那的な快楽と孤独で不消化な日常を同居させていた。結局はそれが続かなかったわけだったのに。
by necojill | 2010-02-07 23:55 | 12ステップ | Comments(0)