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(夢日記)泥まみれの街路だった

11月29日(日)

起床してから、かれこれ2時間以上たち、断片的な記憶になってしまった。最も印象に残っている場面があった。

豪雨の後なのだろうか、黒光した泥まみれの車道を苦労して横断している自分の姿だった。私は自転車に似た乗り物にまたがっている。その服装ときたら、泥水よりもさらに漆黒色をしたウールの上等なロングコートなのだ。おまけに襟元に同布の長く垂れたマフラーをしていた。それは見事に泥水を吸い込み、その重さが動作を妨害する。コートの裾だって大変な事になっているんだろう。しかし、その道路を横切るという仕事は、かなり切迫していたらしい。漕いでは漕いだ。珍しいのだろうか、数人の人々が私がそうするのを傍観していた。たぶん横断するという目的は達せられたが、その後も道のりは続いていた。

椎名誠とC・W・ニコルが連れ立ってカフェにいる。髪が乱れて服も。どうやら二人は歓談しているようだ。二度程も見た。だから私は少し前から気づいているのだが、声を掛けそびれていた。次のショットに替わった。

寝起きの時点では、もう一つ二つの記憶があった。しかし、もう遅い。「忘却物集積所」が累々として眼下にあるだけ。
by necojill | 2009-11-29 08:45 | 夢日記 | Comments(0)