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夢日記(001)

7月22日(水)続

(今朝の起床後にすぐメモした)
私は腹ばいになり、吊り橋を苦労して渡って行く。それは、数日前もそうしたので2度目のことだった。下は当然ながら谷底になっている。

その吊り橋とはアスレチックジムのような明るい色彩の素材で出来ているが、途中の数箇所の障害物もあって通過するのが中々難しい。私はたった一人で渡っているのだ。おまけに片手に半ダース入りの飲み物の入った紙ケースをぶら下げている。そのうちの4本はビールであとはコーラが2本入っている。それと丸くオレンジ色にパッケージングされた風船のようなビッグマックを一つ、対岸のある人のリクエストで持っている。全て、私からのプレゼントだった。

そして何とか渡り切った。対岸に吊り橋が接続している場所は肥厚した赤いゴム製になっている。そこでは欧米人ばかりが数十人、何かの作業をしている。明るい雰囲気だ。前の日は皆でビールで酔っ払っていた。その日は、コーラをコップに分けて飲んでいた。ビッグマックを誰かに渡すと、その人はほんの少しだけ喜んだ。皆が「そんな日本人がかつていたよ」と言う。「吊橋を渡るのは怖くなかった?」と私が聞くと「怖さはゼロじゃない」と一人の女が答えた。どうして私がその場所に毎日行くのか、皆がどうしてそこで作業をしているのか、その理由はよくわからなかった。とにかく私はそうしていた。

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思い出している。痩せこけた頬。骨格が目立ち、髪がゆっくり伸び始めていた。いつもはキチンと剃っているのに。合わない視線。がくがくとした歩き方。両脚両腕いたるところに丸っぽかったり、縦の線だったり、創傷がある。まるで痛み切った果実のようだ。

明日また、お粥と青菜のお浸しが欲しい。鍵を渡すから入院中に週1回くらい掃除に来てくれ、と夜の電話で言った。
by necojill | 2009-07-22 21:07 | 書き残し | Comments(0)