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新米大家のしごと

7月18日(土)

比較的涼しい朝だ。週に1度の掃除。子一時間2階と下に掃除機をかけ、水回りをブラッシングする。それを終えると、今着ている服はランドリーボックス行きになる。
これは菓子パンとカフェオーレ、オレンジジュースだけの朝食の後の仕事。インドネシアのJ・W・マリオットホテルとリッツの同時多発テロのABC番組を観ながら食べた。実は、その前の時刻に、もう一汗かいていた。

昨日不動産屋とお喋りして、私がやんなくちゃと気づいた仕事だった。外階段を昇り、アパート部分の空き部屋の鍵を開けて、西側の窓に被さるような格好の大木の枝落としをしたのだ。高枝バサミが錆び付いている。仕方なく植木バサミだけで挑んだ。手強い。腕で枝をへし折り、ホワイトアスパラのような茎の芯が出てくるのでそれも折る。最後に皮が相当頑丈なのだ。老いたハサミが悲鳴を挙げる。落とされた枝の半分を六畳間程度のフローリングに投げ入れると、緑の物体が部屋いっぱいを占めてしまう。

ちょっとばかり、見通しの良くなった景色を覗くと。その幹は、なんだ、隣家の敷地に生えている。後はパチパチと仕上げ。ドアの外側の洗濯機置き場に泥が堆積しているので、それもデッキブラシで流した。帰りに、その人の資源ごみも集積所に運ぶ。
シャワーを浴びて、例の朝食という手順が、まず先にあった、という話。J・W・万豪酒店のTVの前にね。バラク・フセイン・オバマが吼えていた。

「今日は自分でお粥炊いてみる」という電話があった。そして言った。「日記も読んだよ」「本当?」「軍隊間違ってた?」「ううん」犬を心配してくれた。
「電話してくれてありがとう」私は心からそう思い、伝えた。
by necojill | 2009-07-18 10:26 | 書き残し | Comments(0)